紹介10 BALDR BRINGER
ひっさびさに投稿します。アポロです。
今回紹介するのは戯画のBALDRシリーズ最新作、BALDR BRINGERです
プレイ時間は30~40時間。バルドシリーズとしてみるなら、少し短めといったところです。
今作はバルドシリーズの最終作のようで、初代からお世話になっている人はかなり思い入れの深いものになったのではないでしょうか。
しかし、仮に今までの作品をプレイしていなくても、アクションゲームが好きな人なら十分楽しめる内容になっているので、エロゲでゲーム性も楽しみたい人はぜひやってみてくださいね!!(※今作はアクションパートが大幅に変化しているので、今までの作品をやりこんだ人でも苦戦することが予想されます!)
では今作の見どころについて。
①なんといってもアクションパートがすごい!!
②基本はグランドルート一直線だが、最後の盛り上がりは本物!!
③なんといっても曲が最高!
逆に悪いところは
①ヒロイン10人もいらない
②マップが広すぎて、途中で結構飽きてしまう
③中盤までのシナリオが難しすぎておいて行かれる
とかでしょうか。
ちなみに、「なんでバルドシリーズの名前を使ったんだ!」みたいな意見は個人的に賛成できません。
そもそもバルドシリーズだからって、アクションパートを統一しなくてはならないしばりはないはずですし、最終作にして異端を持ってきた戯画の挑戦は、むしろ褒められるべきものだと考えているからです。
作品としてはよくまとまっていてとても面白かったのに、過去作の変なバイアスかけてしまうのは、エロゲを楽しむ方法としてはあまりよくありません。
「過去作の話が出てきたらラッキー」くらいに思ってプレイするのが一番楽しめますよ!!
では見どころについて解説を。
①アクションパートはやはり良かったですね!
今作は敵機体へのロックオン方式が無くなり、マウスで攻撃する方向を決めて、「右クリック」「左クリック」「ホイールクリック」の3つで攻撃を変化させる、というものでした。これにより、いままで苦痛だった、「攻撃中に他機体が割り込んできてタゲが離れる」ということが改善され、操作に自由性が生まれました。
ボスもかなり強く設定されているので、戦略考えていかないと、序盤は圧殺されます。
その辺のバランスも良かったですね。負けず嫌いで最後まで突っ走れました(笑)
基本は対集団になるので、1on1が好きな人にはちょっと向いてないかも⁉
最後にまとめて解説します~
体験版↓
②シナリオについて。
バルドシリーズなら、やはりシナリオは大事ですよね!
今作も、終盤まで(いや終盤もか)かなり難しい展開が続き、気を抜くとすぐに置いて行かれてしまうこともしばしば(笑)
でも、最後のほうは非常に面白く、久々に徹夜してしまいました。
なんかBALDR HEARTを思い出しますね・・・途中まではアレだけど、グランドルートで引き込まれるってやつです。
基本は「エリス(主人公の母親役)と一緒に、仮想世界から脱出して、現実を目指す」というストーリーですが、「敵に勝って脱出して、はい終わり。」なんて、バルドシリーズがそんな陳腐なもので終わらせるわけもなく...
「おお、そう来ましたか!」といえるような展開が待っています。
ぜひプレイして、それを実感してみてください!
③曲について。
これはかなり大きかった。
今作では、op、edに加え、挿入歌が一曲用意されており、そのすべてが素晴らしかったです。
いつものことですが、最後はopも挿入されます。
バトルで挿入歌がかかるとテンションがめちゃくちゃ高まりますね(笑)
BGMは結構普通でしたが、上の3曲は本当によかったです。
速攻でスマホに入れました(笑)
CGもよかったです。
一方悪いところは、そうですね...
今作はなんとヒロインが10人もいるのですが、正直その個別が結構つまらなくて、正直「いるかこれ?」と思ってしまうこともしばしば。
あまり言えませんが、過去作の設定を踏襲したキャラですので、その辺は楽しめるかもしれませんが...
おそらく、前作のハートで、武装少女を採用したにもかかわらず、彼女たちを攻略できないのに不満が残ったから、そのまま攻略ヒロインにしてしまった、といったところでしょうか。
まあ、その辺は適当に流しながら見るのがよいでしょう。バルトちゃんはかわいかったです。はい。
アクションパートに関しては、今作はマップ形式なので、1つのミッションの中で何度もマップを行ったり来たりします。
そうやって回っている間にも、敵は無尽蔵に増え続けるので、なんかスロータークエストをやってる気分になりました。
これはこれでありですが、とにかく、行く先々に障害物があるのが苦痛でした。
ボス戦の障害物はもっとどうにかならないですかね...(笑)
時間も結構かかるので、毎日少しずつ進めるのがよいと思います!!
ではまとめる前に、アクションパートのアドバイスを少し...
1.少女たちはバランスよく育てましょう。グランドルート到達には彼女たち全員の攻略が必須です。最後まで使わずにとっとくと、レベル上げがめんどくさいですよ!
2.武装について。
基本はメイン射撃自由。サブを十彩。近接を絹花で、ラスボスまではどうにかなります。無理そうなら難易度下げましょう。
今回はイオタ(火炎放射器)を除き、最終強化まですれば、どの武装もそこそこ強いので、組み合わせ次第で無限コンボも可能となります。
射撃武器は、まずは弾数、次に連射速度の順で強化。
近接はどこからでもいいですが、基本は威力重視で。
基本はメイン射撃(左クリック)をおしっぱで、切れそうになったらサブ射撃(右クリック)に切り替え、どちらもやばそうなら近接(ホイールクリック)という感じで行きます。
これで繰り返し挑めば、推奨レベル+6でも普通に戦えます。
レア武器は常に狙いましょう。
しかし、ラスボスだけはそうはいかないのです...
ラスボスはあまりに体力が多く、さらに範囲攻撃も強いので、何か対策を打たないと、敵の体力を半分削る前にこっちが死にます。
その対策としては、動画でもあがっていましたが、イェルドのレーザーですね。
開幕と同時にレーザーでダメージを与え続け(おしっぱです)、
弾数が減ってきたらクラッシュガンでサブの弾数を補充。
またレーザーっていうのを3回~4回繰り返します。
するとラスボスが第二形態になるので、その瞬間にグラビを発動。
固まっている間にレーザー放出をし続けます。
そこで倒れなければリセット。
運が良ければ、グラビが切れる前に戦闘は終わってます。
ラスボス勝利時の装備↓
ただ、ラスボスの水準がレベル30なので、武装はもう少し強めの30~32を持っておくとよいでしょう。
グラビではなく波動砲でも行けますが、運要素が強くなってきます。
ちなみに、「そういう攻略がwikiに全然載ってない!」と嘆く方がいますが、ラスボスまではリセット繰り返して対策と武装を考えれば必ずクリアできるので、アクションゲームの練習だと思って頑張りましょう。
その分、勝った時はうれしいですよ!!
3.謎のデータについて。
wikiに全部載ってます。
なお、運び屋を追いかけるやつは、ハルベルトで延々硬直させればいけます。
4.スキルについて。
ボスで詰まるときは、波動砲でダメージを稼ぐのが賢いです。
以上です。なにか質問があれば、いつでも答えますよ~
全体のまとめとしては、色々突っ込みどころはあったけど、終わってみれば、「ああ、やってよかった」と思える作品だったな、と。
チームバルドヘッドの皆様、長い間本当にお疲れさまでした。
ではこれで!!